お気に入りターンテーブルアルバム・ベスト3
現在の私のお気に入りターンテーブリスト・アルバム・ベスト3を紹介します。好きなアルバムはコロコロと変わります。 TOPに戻る
No.1
X-ecutioners X-pressions
発売元:ASPHODEL
ターンテーブリストのアルバムを買い始めた、わりと初期の頃に手にしたんですけれど、この中の「ONE
MAN BAND」という曲がひどく気に入ったんです。最初の最初に私をターンテーブル音楽の道に引きずり込んだのは確かにMIX
MASTER MIKEのアルバムだったけれど、それを確信させたのはこの人たちだし、このアルバム(それと、このページの3番目に入れたROB
SWIFTの「THE ABLIST」)だと思うわけなんですよね。「ONE MAN
BAND」の中に何度も出てくる「ウェ、ウェ、ウェー」や「アワ、アワ、アワアワアワ」(スクラッチを文字で書くと本当にどうしようもないですね)に非常
に惹かれたわけなんです。特にこのアルバムは、実にストイックな作りを見せてもくれていて、これを聴くと「ゲスなラップとHIP
HOP全般を一緒くたにするのはヤメよう」という想いに誰しもが駆られるはずです。私は残念ながらCDでしか持っていないんだけれど、そのうち必ずアナロ
グ盤を手にしたいと思っています。手にして何するかって? それは憧れのROB
SWIFTのスクラッチ自体をスクラッチするという、スクラッチ・オナニーですね。
No.2
MIX
MASTER MIKE SUPRIZE PACKIDGE
発売元:ASPHODEL
MIX MASTER MIKEって、今の今よりちょっと前の方がいい気はするんですよね。1995年の「BATTLE
FOR THE MIND」なんて最近はじめて聴いたんだけど、あまりのかっこよさに驚きましたし。でも、その頃は私は彼の存在さえ知らなかったわけで、後追いっていえば後追いではあります。これは1999年の12インチで、「ANTI-THEFT
DEVICE」の前後のものらしくて、曲もダブッてます。問題は「ANTI-THEFT DEVICE」に入ってない方の曲で、表題曲の「SUPRIZE
PACKIDGE」もALBUM MIXよりずっといいし、圧巻は最後の曲「Grudge Match」。オープニングのグチャグチャな曲のMIXがめちゃくちゃカッコエエです。昨年は確か「EYE
OF THE CYCLOPS」という12インチを出したMIX MASTER MIKEなんだけど、こちらはどうもイマイチでした。それでも、私はMIX
MASTER MIKEの呪縛から逃れられないことは分かってるし、基本的に(精神的な)追っかけ状態は続くんでしょうねえ。
No.3
ROB SWIFT THE ABLIST
発売元:ASPHODEL
気付いたら、ここのベスト3、全部ASPHODELのレコードですね。っていうか、無理めなの選んでないから、何
となく自然にこうなっちゃうんでしょうね。他にもQ-BertとかEddie
Defとか好きな人はいくらでもいるんですけれど、ベスト3っていうと、結局こうなっちゃうみたいですね。で、この「THE
ABLIST」ですが、このアルバムに文句を言える人はこの世界には存在しないと思います。あらゆる意味で完璧だと思います。ベートーベンやビートルズや
セックスピストルズを越えた人がいるとすると、やっぱりこの人でしょう。ROB
SWIFTの場合、その主義や主張も素晴らしいんですが、それよりも「スクラッチを音楽にどう使うか」ということに関しての一種の天才で、むやみやたらに
コスるような真似は決してしないし、あくまでもターンテーブルが楽器であるということを強く認識させてくれるわけです。ここまで隙のないアルバムを出して
しまって、次はどうなるのだろう、という想いもなくはないですが、しかし、彼は彼なりに結構いろんなラッパーの作品でDJをやっていて、商売もちゃんと
やってるんですね。「Rap
is business.Hip hop is
culture.」なんですね。もっともっとお金儲けもして、自分のアルバムだけは真摯に作るという態度をこれからも続けてほしいと思います。
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