ターンテーブル原理主義
アバンギャルド・ラップへの道
一般的にラップ、あるいはもっと大きな括りとしてHIP HOPと言われた時に、「それがどういう音楽か」と思うかというと、そこには確かに「なんとなくそんな感じ」という音楽が存在するのは事実のような気がします。
音楽を言葉で表すことは大変難しいのですが「ラップっぽい」という表現は確かに実在します。
しかし、曲にもよりますが、実はごく普通のラップ・ミュージックというのは、土台の音楽、つまり、instrumentalの部分を変えても違和感なく聴けてしまうものでもあります。
これは試してみれば、すぐにわかることです。
>例えば、12インチのラップのレコードの中には普通、1曲か2曲しか入っていませんが、なぜそんなことになっているのかというと、要するに「1曲をいろんなバージョンに分けて」収録しているからです。
一般的には、
・MAIN
・RADIO EDIT(よく意味がわかりません。TV EDITというのもあって、さらによくわかりません)
・DIRTY
・CLEAN
・INSTRUMENTAL
・VOCAL
・ACAPPELLA(これはいろんな表記がありますね。今まで、見ただけでも、ACAPELLA、ACCAPELLA、などPやLの数が微妙に違っているものとか、A
CAPPELAというのもありました)
…………などと、ダーティだのクリーンだの様々な言い方があって区別はよくわからないのですが、要するに、曲もMCも入った「オリジナル」と「曲だけ」というのと「それになんかしたやつ」と「アカペラ」というような感じで別れていることが多いものです。
で、アカペラバージョンの入ってる12インチを持っていて、ターンテーブルを2台持っている人なら、それを他の12インチのINSTRUMENTALに乗せてみたりすることも多いとは思いますが、たいていの場合は何の違和感もなく収まります。
これは無作為に、つまり適当にレコードを選んでもです。
全然BPMが合わないものだとダメだろうと思うかもしれませんが、そうでもありません。
80BPMの曲のアカペラが140BPMくらいの早いリズムの演奏に違和感なく乗ったりするのですね。
これは(曲にもよりますが)、基本的にラップのMCが歌っているというよりは語っているという事実からくるもので、後ろでどんな音楽が流れていても関係ないわけです。
適当なアカペラと適当な演奏を合わせてもラップは成立してしまうという事実。
これはラップミュージックには基本的に音楽の垣根がない、という事実をもまた語っていると思います。
どの程度までラップミュージックをHIP HOPの枠から崩していけるかというと、これは無限です。
私は適当なラップを様々な音楽に合わせてみましたが、テクノでもノイズでもトライバルでも、大体は音楽として成立します。フニャフニャしたラブソングがとんでもないアバンギャルド音楽に変身したりするわけです。
私は正直なところ以前はラップミュージックが嫌いでした。
しかし、最近、独立したMC、つまりアカペラの存在が自分の音楽の幅を広げてくれているという事実を知ってからは、かなり好きになりました。
最近は実際にラップミュージックをよく聴きますし(中古のジャケ買いだけなので、流行りは知りません)、自分でもラップ寄りの音楽を作ることが多くもなりました。
そんなわけで、ターンテーブルを持っている方は是非、ラップのアカペラをいろんな楽曲に乗せてみて楽しんでほしいと思います。まったく新しいジャンルとも思える奇妙なラップミュージックの出現に興奮するはずです。
音楽は、もともとこういう興奮性を持っているものだったはずです。
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歴代DMCチャンピオン・プレイ集
(2007.12.30更新) -

1989 Cutmaster Swift -

1990 DJ David -

1992 Rocksteady DJs ( Q-Bert , Mixmaster Mike and DJ Apollo ) -

1993-1994 Dreamteam
(Q-Bert and Mixmaster Mike) -

1995 Roc Raida -

1996 DJ Noize -

1997 A-Trak -

1998-2000 Craze -

2001 Plus One -

2002 Kentaro -

2003 Dopey -

2004-2005 ie.MERG -

2006 Netik